当院で可能なアレルギー検査

・特異的IgE抗体検査、View39

・パッチテスト

(日本標準アレルゲン24種類、金属アレルギー検査15種類)

 

アレルギーって何?

 人の体には、自分以外の成分、例えば、細菌、ウイルス、ダニ、花粉などが体の中に入ってくるとこれを異物として認識して排除する仕組みがあり、「免疫」と呼ばれています。これは、人として生存していくために必要な仕組みですが、異物に対して反応する際に、必要以上の過剰な反応や排除以外の反応など、好ましくない反応を起こす場合をアレルギー反応と呼んでいます。排除される物質は抗原と呼ばれ、それがアレルギーを起こす場合は特にアレルゲンと呼ばれています。

 アレルギーはその仕組みからいくつかの種類に分類され、主には即時型アレルギー反応と遅延型アレルギー反応があります。

 即時型アレルギー反応の代表的な疾患が、花粉症、蕁麻疹、気管支喘息、食物やハチ毒でのアナフィラキシーです。遅発型アレルギー反応の代表的な疾患には、接触性皮膚炎があります。


どんな治療法があるの?

 アレルギー治療の基本は、

1.原因となるアレルゲンの回避

2.症状軽減、アレルギー反応の軽減のための薬物療法

です。

しかし、1.の何がアレルゲンか特定することが難しいのです。蜂やある特定の食物などこれまでの経過や体験からアレルゲンが推測されていればあとは確認検査を行いますが、アレルゲンを特定できず2の薬物治療のみを継続する場合が多くあります。

もちろん、特定のアレルゲンのない慢性疾患もありますから、アレルゲンを特定できないことがおかしいわけではありませんが、必要に応じてアレルゲンの目星を付けるための検査を実施します。

 


アレルギー検査

 アレルギー反応の概要をつかむための検査には、IgE抗体検査、皮膚テストなどがあります。

 

IgE抗体検査

 IgE抗体は、即時型アレルギー反応を引き起こす抗体です。血液検査でアレルゲンに特異的なIgE抗体を測定することができます。 現在200種類以上のアレルゲンに対する特異IgE抗体を測定することができます。

また、日本人に多いアレルゲンをまとめて調べる検査もあります。当院ではView39という39種類を同時に測定する検査を採用しています。

 ここで気をつけなければいけないことは、この値が高いからと言って必ずしも臨床症状と一致しないということです。特に、食物アレルゲンでは、特異IgE抗体がある程度高い食物を摂取しても症状がでないことがあります。

View39


皮膚テスト

 皮膚に存在するアレルギー関連細胞に、皮膚表面から直接アレルゲンを投与してアレルギー反応を見る検査です。

 即時型アレルギー反応では、プリックテスト、スクラッチテスト、皮内テストを行います。遅発型アレルギー反応にはパッチテストを行います。当院ではパッチテストが実施可能です。皮膚表面に、アレルゲンのシールを48時間貼りつけ、貼った部分が腫れていれば陽性です。

日本人に多いアレルゲンをまとめて貼付する日本標準アレルゲン24種類と金属アレルギー検査15種類を実施可能です。

ただし、1週間に4回の通院が必要です。

〈1日目(貼付)、3日目(剥離、判定)、4日目(判定)、7日目(判定)〉


日本標準アレルゲン24種類