レーザーとは・・・・・光です。(厳密には電磁波)

 レーザーは装置のことで、レーザーから人工的に作られる光がレーザー光です。光と言っていますが目で見えるものも見えないものもあります。人工的に作り出されるレーザー光ですが、好みのレーザー光を自由に作れるわけではありません。いろんな物質(二酸化炭素、ルビー、アルゴン、アルミニウム合金など)を用いて、物質固有の光を作り出します。それぞれのレーザー光は性質が異なります。

 

レーザーの性質・・・・・熱に代わります。

 作り出されたレーザー光は、放たれると空間を進み続けます。しかし、ある特定の物質に到達するとレーザー光はその物質に吸収され、レーザー光のエネルギーは通常熱に変換されます。人体の組織で吸収されると火傷になるというわけです。 


アレキサンドライトレーザー・・・・脱毛、しみとりに頻用されています。

 アレキサンドライトレーザー光は、表皮や毛包のメラニン色素に吸収されます。レーザー光照射時には、照射皮膚を冷却し表皮の火傷を防ぎます。もちろん毛包は火傷しますので、輪ゴムではじかれたような痛みはあります。

吸収される表皮のメラニンが多い日焼けした肌の脱毛には使用できません。また、メラニンのない白髪や毛包のメラニンの少ない産毛では脱毛効果は弱いとされています。

 

YAGレーザー・・・・産毛も脱毛できます。

 YAGレーザー光は、表皮のメラニンへの吸収が少ない特徴があるため、日焼けした肌の脱毛にも使用可能で、皮膚へのダメージを最小限に抑えながら肌の深部までレーザー光を効率良く伝えることができます。産毛にも効果があります。